島根県スキー連盟会長 ご挨拶 | 島根県スキー連盟 事務局

島根県スキー連盟会長 ご挨拶

「役員改選にあたって」

島根県スキー連盟会長 渡 部 紀 美

この度、任期満了に伴う連盟役員の改選がなされ、不肖私が再度会長を務める事となりました。
この改選にあたり総務担当の小笠原副会長、競技担当の林副会長、西部担当の三浦副理事長が退任される事となりました。この度退任された方々は永年に亘り連盟運営の中核として活動して頂きましたが、各々の事情により退任される事になりました。公私共々多忙な中、連盟発足90周年を迎える大きな部分を連盟の発展に尽力頂きました事に対し、感謝申し上げます。

さて、新しい役員の役割として大きな役割は「国民スポーツ大会」への取り組みです。1982年 “このふれあいが未来をひらく” をスローガンに「くにびき国体」が、開催されて約50年を経た2030年に、本県で国体が開催される事になりました。大会の名称も「国民体育大会」から「国民スポーツ大会」に変更され、”島根かみあり国スポ“ として実施されます。

国スポはスキー、スケートを中心とした冬季大会とその他の競技が実施される夏季大会に区分して実施されます。冬季大会については過去2回大山でスキーの部の冬季大会が開催された他は東北以北の雪国で実施されています。2030年も同様な開催手法で実施される事でしょう。

“島根かみあり国スポ” で優秀な成績を残す事を目標に、これから選手強化が実施されます。私共スキー競技は夏季大会に先立って開催される冬季大会で良い成績を残す事が期待されております。この新しい目標に向け、この度組織の改変をする事になりました。
その目的は年齢層を超えた選手強化に有ります。その方策としてジュニア指導部を発展的に解消し、競技部と教育部にジュニア担当を置くことになりました。現在の少年域の選手が、 “島根かみあり国スポ” の開催時には少年域や成年域での活躍が期待されます。

近年の温暖化でスノースポーツはやや盛り上がりに欠けている感じがする今日ではありますが、“島根かみあり国スポ”が開催される2030年は本連盟が創立されて丁度100周年と時を同じくします。
これを盛大に祝うためにも、県が掲げている各競技種目8位以内入賞という目標を達成するには、競技部と教育部の緊密な連携はもとより加盟スキークラブのより活発な活動が選手発掘の必須条件であります。

様々な制約のある中ではありますが、この高い目標達成の為に皆様方のご尽力をお願いして挨拶といたします。

『シーハイル!!』