
島根県スキー連盟副会長
澄 田 修
日頃より島根県スキー連盟の各事業にご支援・ご協力をいただいておりますことに心から感謝申し上げます。
さて、皆さんの中にはご存じでの方もおられると思いますが、島根のスノースポーツにとって大変嬉しいニュースがあります。
2025スペシャルオリンピックス冬季世界大会トリノが来年3月5日から16日に開催され、当県からアルペンスキー選手として上田千笑(ちえみ)さんが出場されます。聞くところによると琴引スキー場で主にトレーニングされているようです。
本連盟といたしましては、応援することはもちろんですが、何かサポートできないか検討しているところです。
昨年度を振り返って見ますと、雪不足等厳しい状況のなか、計画した行事・業務を皆様のお陰でほぼ実施することができました。
事務局では、ホームページ、Facebook等のSNSによる利便性の向上。
教育部では、全日本スノーボード技術選手権大会において、深津亮太選手(琴引SC)が今年も決勝に進出することができました。
競技部では、2030島根かみあり国スポに向けて、選手の育成強化を図ってるなかで、山形で開催された2024国スポで、荒れたバーンにも負けず果敢に滑り、アルペンGS成年男子Aでは佐々木康太選手(大阪産業大学)が、少年女子では景山和葉選手(横田高校)がそれぞれ17位と好成績を上げ、後輩たちに目標と励みを与えてくれました。
今年度も事務局、教育部、競技部が数次に亘る検討を重ね知恵を絞った各種行事・大会を開催いたします。積極的なご参加をよろしくお願いします。
皆さんの中には高齢でスキーから引退を考えておられる方もあると思いますが、スキーは重力を利用するので斜面設定と滑り方次第では安全で楽しむことができます。
プロスキーヤー三浦雄一郎さんの父敬三さんは77歳でキリマンジェロ、99歳でモンブラン山系氷河からのスキー滑降を成し遂げられていますのでまだまだ大丈夫です。
本連盟の経営については、会員や有資格者の減少に伴う収入の減少や団体負担金の見直しなど問題山積でありますが、加盟団体の皆様と改善策を協議し連盟の安定した継続を図って参りたいと思っております。
終わりになりますが、広告のご協賛をいただきました皆様、ご寄付をいただいた皆様、スタッフの方々に心より感謝申し上げます。
合掌